日本の中でも一際大きな自治体としての人権意識と人権博物館の存在意義を問われる要請書と質問書がそれぞれに送付されました。来週にもその返事が来ると思われます。
海南島近現代史研究会事務局斉藤日出治様ぜひ、この結果をお知らせください。
そしてこのブログにお越しの皆様もともにこの問題の顛末を見届けましょう。
*** 以下、海南島近現代史研究会事務局斉藤日出治様からのメールを添付します。***
2月~3月に予定されていた大阪人権博物館セミナーの中止問題について、2月28日付で、海南島近現代史研究会から、大阪人権博物館、大阪市市民局大阪人権室に、要請書と質問書を送りました。(以下、一部省略)
海南島近現代史研究会 事務局 斉藤日出治
要請書
2009年2月28日
大阪人権博物館館長 秋定嘉和さま
海南島近現代史研究会
連絡先大阪産業大学斉藤日出治研究室内
大阪府大東市中垣内3
海南島近現代史研究会は、2007年8月に結成されました。
2009年2月14日から4回にわたって予定されていた大阪人権博物館の2008年度リバティセミナー(2)
被差別民衆とアジア・太平洋戦争」の2回目に、講演依頼を受けた海南島近現代史研究会会員のキム チョンミが、「日本占領下 の海南島で(1939年~1945年)」という題で講演することになっていました。
「被差別民衆とアジア・太平洋戦争」の案内チラシに、キム チョンミは講演要旨を書き、校正を2008年11月末におえていました。チラシの印刷は12月に終わっていたようです。ところが、2009年1月20日になって、このセミナーの担当者である朝治武さんから、セミナーを中止することになったと聞きました。
その理由は、大阪市市民局人権室から、2009年1月5日付の文書で、このセミナーの「目的、内容等が適正とは認められないので」、「不受理」と通知されたからとのことでした。
このことにかかわって、つぎのことを要請します。
1、大阪市市民局人権室にたいし、「適正とは認められない」という「目的、内容等」を具体的に文書で示してもらってください。 そして、その文書回答を、海南島近現代史研究会に提示してください。
2、大阪市市民局人権室にたいし、「適正とは認められない」理由を文書で詳細に具体的に示してもらってください。そして、その文書回答を、海南島近現代史研究会に提示してください。
3、大阪人権博物館が、案内チラシを印刷したにもかかわらず、独自にリバティセミナーを開けない理由を説明してください。
4、リバティセミナー「被差別民衆とアジア・太平洋戦争」を中止した事実と経過を、大阪人権博物館のホームページなどで、公表してください。
2009年3月15日(土)までに、文書およびメールで回答してください。
質問書
2009年2月28日
大阪市市民局人権室室長さま
海南島近現代史研究会
連絡先 大阪産業大学 斉藤日出治研究室内
大阪府大東市中垣内3
海南島近現代史研究会は、2007年8月に結成されました。
2009年2月14日から4回にわたって予定されていた大阪人権博物館セミナー「被差別民衆とアジア・太平洋戦争」の2回目に、講演依頼を受けた海南島近現代史研究会会員のキムチョンミが、「日本占領下の海南島で(1939年~1945年)」という題で講演することになっていました。ところが、2009年1月20日になって、このセミナーの大阪人権博物館担当者から、セミナーを中止することになったと聞きました。
その理由は、大阪市市民局人権室から、2009年1月5日付の文書で、このセミナーの「目的、内容等が適正とは認められないので」、「不受理」と通知されたからとのことでした。
このことにかかわって、つぎのことを質問します。
1、「適正とは認められない」という「補助事業の目的、内容等」を具体的に示してください。
2、「適正とは認められない」理由を具体的に詳細に説明してください。
2009年3月15日(土)までに、文書で回答してください。
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