2009年5月30日土曜日

2009年5月9日(土曜日) 10:00より 
講師:塚崎昌之先生
主催:高槻「タチソ」戦跡保存の会

高槻「タチソ」ガイド養成講座




まずは「タチソ」ってなに?にお答えします。
高槻の「タ」
地下の「チ」
倉庫の「ソ」
という文字の頭文字をとった略称(暗号)で、アジア太平洋戦争末期に日本各地に計画された地下倉庫・工場のひとつです。

この倉庫が造られる事になったのは1944年夏のサイパン陥落により、「本土決戦」が現実のものとなり「軍」の司令部や工場・物資の地下移設の適地として選ばれたからです。後に川崎航空機工場(兵庫県明石市)が空襲により破壊され、戦闘機「飛燕」のエンジンを製造する工場へと目的が変更されました。
サイパン陥落が「本土決戦」に直結するのはどうしてかは1945年から空襲が本格化して行った事からもわかる。また、この高槻の地は日本屈指の物資輸送の吹田操車場に近いとう地の利があります。 ちなみに、現在の道を行けば吹田操車場まで約20kmです。国道171号線から茨城インターチェンジ辺りで進路を吹田に向けますがこのまま国道171号線を行けば大阪国際空港を通り西宮に至ります。 
反対に行くと京都に行きます。京阪神間を繋ぐ大動脈が直ぐ其処にあるのです。

1944年10月着工してから1955年8月15日までの約10ヶ月間に41,000㎡という途方もない面積のトンネルが掘られました。(トンネルを全部併せると大阪ドームより少し大きくなる。)ちなみにこれ程の工事を担う人材が日本のどこに居たのだろうか?成人どころか学生までも戦地に駆り出していた当時、まさか病人や老齢者や子供たちではないでしょう。ではどこから労働力を確保していたのでしょうか?周辺地元民や学生も動員されていたというが、危険なトンネル開削に動員されたのは徴用という形で強制的に働かされていた約三千数百人と拉致同然に強制連行されて来た約600人の朝鮮人だったといいます。今では飯場跡も(一箇所を除き)見かけられなくなりましたが「タチソ」のある成合(なりあい)地区には何の保証もなく放置された朝鮮人たちがその後も日本社会の差別に喘ぎながら今でもこの場所で暮らしています。行って見て感じたのですが集落が狭い谷間の底を這うように広がり、一方では新興住宅地が谷間の集落を見下ろしている風景そのものが差別の縮図のように感じます。


JR高槻駅からバスで成合中橋まで行きます。バス停留所から谷に入っていきます。右手の一段低くなっている所に元飯場のあった集落が広がり、その先の斜面には第一トンネル群のある山が見えます。西檜尾川沿いにしばらく行くと第二トンネル群近くの琴堂橋のたもとにある「タチソ地下壕跡」の碑が見えてきます。



タチソ地下壕跡 銘文

 成合の山間部に散在する30数本のトンネル群は、高槻地下倉庫「タ・チ・ソ」の暗号で呼ばれ、崩落が続いているが、今なお当時の面影を残し、戦争の愚かさと悲惨さを語りかけています。
 米国戦略爆撃調査団報告書には「・・・このトンネル群は、当初陸軍の主要な貯蔵庫のひとつとして1944年2月になって川崎航空機工場として使用することが決定された。」と記されています。航空機工場部分は、16本のトンネルが掘られてゆき、旋盤などの機械類が部分的に搬入されましたが、完工を見ぬまま敗戦を迎えました。
 このトンネル工事には、周辺の地元民、大阪高医・北野中学・関西工業学校などの動員学生のほか、もっとも危険で過酷なトンネル開削の分野については、強制連行その他の手段で集められた、3500人ともそれをはるかに超えるともいわれる朝鮮人労働者が投入され、多くの死傷者が出たともいわれています。
 我が国は、先の戦争において多くの人名を失い、同時にアジア・太平洋地域の人々に大きな災禍と苦痛をもたらしたことを忘れてはなりません。悲惨な戦争を再び繰り返さないよう、恒久平和への誓いをあらたに戦後50周年大阪府記念事業として銘板を設置する。
1995年(平成7年)大阪府・高槻市



これより先は実際にトンネルの中に入って行きます。最初に第二トンネル群のT3坑口に向かいます。
記念碑から川沿いに進むと今は廃業してる「高槻砕石(株)」の残していった「発破作業見張り員立ち番所此の附近は発破作業に付き危険ですから御注意下さい。」という看板が見えてくる。この看板からもわかるようにここからは民有地です。みだりに立ち入らないようにしましょう。
これから山の中に入りますが、いくつかの注意事項があります。
自然を壊したり、汚したりしないのは当然のマナーとして心得てください。
また、道なき道を行くことになりますので足元には十分気をつけてください。歩き方のコツとしてはたとえば一歩々体重移動させながら確認するぐらいの慎重さがあれば大丈夫でしょう。
次に服装ですが一番肝心なのはやはり靴です。靴は丈夫な運動靴かトレッキングシューズの紐靴がいいですね。次に厚手のズボンと長めの靴下、長袖の服、手袋(軍手など)、タオル。少し大げさかなと思うくらいがちょうど良いです。夏場の暑い時期は辛いかも知れませんが直前に着替えるなど工夫してみてください。
次に持ち物です。持ち物で忘れてはならないのがヘルメットと懐中電灯です。トンネルの中は真っ暗です。懐中電灯なしでは入ることは不可能です。そして資料や筆記具をコンパクトに取り出せるように工夫することやカバンはなるべく肩から提げるかリュックが好ましいですね。運悪く雨が降るような天気の場合はカッパかウィンドヤッケを用意してください。荷物を何処かに預けられるならばウエストポーチに貴重品などを入れてなるべく必要なもの意外は持たないようにすることを心がけてください。何かと面倒臭さそうですがトレッキングの時の注意事項や服装持ち物にヘルメットと懐中電灯をプラスする感覚で考えてください。

事前の説明はこれくらいにしてトンネル内については次回に回します。

2009年5月28日木曜日



親舊達(チングドゥル)
☆せんしゅうユニオン結成20周年コンサート
Posted: 25 May 2009 08:24 AM PDT
☆せんしゅうユニオン結成20周年コンサート日時:2009年7月5日 (日曜日)開場:13時 開演:13時半場所:和泉市コミュニティセンター 3階 多目的ホール(JR阪和線和泉府中駅下車徒歩8分 和泉市役所敷地内)主催・申し込み:せんしゅうユニオン(大阪府和泉市池上町3-13-43)TEL:0725-45-8106FAX:0725-45-5697email:YIX04572@nifty.com
参加費:一般 1000円
高校生以下 500円

2009年5月27日水曜日

統一マダン神戸 9月27日(日)に開催決定

統一マダン神戸 9月27日(日)に開催決定

統一マダン神戸に変わらぬご支援を頂き、心より感謝申し上げます。
5月24日(日)に開催予定であった第13回統一マダン神戸は、新型インフルエンザの影響により秋に延期を余儀なくされましたが、開催日時が決定いたしましたのでご案内いたします。

日時:9月27日(日)11時
場所:JR新長田駅前広場


再び最初からの準備となり、宣伝物も改めて作らなければなりませんが、地域の皆さんに呼びかける時間が逆に増えたと考え、より楽しくすばらしいマダンをつくろうと、実行委員一同思いを新たにしています。
今後とも統一マダン神戸へのご支援の程、宜しくお願いいたします。

統一マダン神戸実行委員会
〒653-0015
神戸市長田区菅原通2-100-1ゴールドウッズ菅原ビル201A号
TEL/FAX:078-779-7880

2009年5月19日火曜日

第13回統一マダン神戸「開催延期」のお知らせ

統一マダン神戸実行委員会からの正式文章です。

第13回統一マダン神戸 「開催延期」のお知らせ

統一マダン神戸に変わらぬご支援を頂き、心より感謝申し上げます。
来る5月24日(日)に予定されていた第13回統一マダン神戸が、今年の秋に開催が延期になったことをご案内させて頂きます。
みなさまもご存知の通り、5月16日、日本国内で初めての新型インフルエンザ感染者が神戸市で確認されて以後、感染者が日々劇的に増加し、5月17日神戸まつりの中止や兵庫県下の学校休校等、の措置が取られています。
実行委員会では、5月18日緊急の会議を持ち、統一マダンを5月24日に開催するか否かの論議を行いました。その結果、「自粛」や「中止」ではなく、第13回統一マダン神戸の「延期」を決定いたしました。具体的には今年の秋―「9月27日(日)」か「10月4日(日)」―に開催延期とすることになりました。
現在の状況での開催は、参加者の激減によるイベントとしての成否が危ぶまれることと、何よりも、地域に対して朝鮮半島の平和と統一を訴えてきた統一マダンが、逆に地域の支持と共感を得ることが出来ないのではないか、と判断したのが理由です。
5月24日に向け、多くの準備と協力を頂いたみなさまに対して誠に申し訳なく思っております。しかしこの悔しさを糧として、延期した秋に開催される統一マダンをよりすばらしいものにしよう、と実行委員会一同決意を新たにしています。
今後とも統一マダン神戸への変わらぬご支援を再度お願いし、第13回統一マダン神戸の秋(9月27日又は10月4日)への開催延期のご報告とさせていただきます。

分断の悲しみの涙を 統一の歓喜の涙に!


2009年5月19日統一マダン神戸実行委員会 実行委員長 崔孝行

2009年5月18日月曜日

第13回統一マダン神戸延期のお知らせ

第13回統一マダン神戸延期のお知らせ

統一マダン神戸実行委員会は本日(09.5.18)、下記にありますように“新型インフルエンザ”の感染拡大を出来る限り抑制する対策により開催の自粛・延期を決定しました。
統一マダン神戸を応援して下さっているみなさまおよび楽しみにして下さってたみなさま、
ご理解のほどよろしくお願いします。
延期の日程としましては何分、急な事でしたので延期日確定が難しく、次の2候補となっています。
2009年09月27日 日曜日
2009年10月04日 日曜日
内容につきましては若干の変更があるかも知れませんが、楽しみにして下さい。

市長メッセージ

5月16日、神戸市内において、新型インフルエンザ患者が発生しました。

本市では、引き続き、市民の健康を守るため、感染拡大を出来る限り抑制するとともに社会経済機能を維持するための対策に、関係機関と密に連携しながら、全力をあげて取り組んでいきます。

市民・事業者の皆様におかれましては、引き続き、国や県、市が発信する情報に注意していただくとともに、次のことに留意し、落ち着いて対応してくださるよう、ご理解とご協力をお願いします。

  1. 今回の新型インフルエンザは、季節性インフルエンザに近い症状であり、タミフルなどの治療薬も有効ですので、冷静に対応してください。
  2. 咳エチケット・手洗い・うがい・洗顔やマスク着用など、日頃からのインフルエンザ感染予防対策を行ってください。
  3. 外出にあたっては、不要不急の外出は自粛し、なるべく人混みを避けてください。電車など、公共交通機関を利用する場合にはマスクを着用するなど、十分な予防対策を行ってください。
  4. 発熱や咳など、新型インフルエンザ感染を疑わせる症状がある方は、医療機関を受診する前に、まず、発熱相談センターに電話で相談してください。相談のうえ、適切な医療機関をご案内しますので、その指示に従ってください。
  5. 新型インフルエンザに感染したおそれのある方は、保健所から電話等で健康調査を行います。また、必要に応じて、外出の自粛をお願いする場合がありますので、ご理解、ご協力をお願いします。

    平成21年5月17日


2009年5月5日火曜日

朴保(パク・ポー)ライブ



■5月4日(月)開店18:00/開演19:30
Live & Kichen Bar「RJ&BME'S」
(西宮市甲風園1-6-2セントラルビル3F)
http://home.att.ne.jp/iota/RJ-BME/
出演:朴保(vo.g) Sassy Tomo(Key&Vo)
料金:3500円(1ドリンク付)
*限定25名・要予約

予約・問合せ:キムハンスン TEL.090-5044-8835/こかんほ TEL.090-2389-8805



韓国のケーブルTV YTN では朴保(パク・ポー)さんを“ 「日本のボブ・ディラン」と呼ばれる在日同胞歌手がいます。 韓国式の名前に変え、多くの差別と冷遇を経験しながらも在日同胞、日本人に関わらず 厚いファン層に支持されています。 ” と紹介されています。
パワフルにそして時にはコミカルにシリアルなテーマである自由と反戦、環境問題や差別問題等を朴保さんの音楽は社会に対してのメッセージとして投げかけています。
会場は定員25名の小さなライブハウスで満員御礼となりました。わたしたち夫婦はこの中では新参者で少し遠慮がちにライブが始まるまでの少しの時間を利用して食事をとりました。
メッセージ性の強いオリジナルソングは新鮮な驚きと共に心に響いてきます。聴き入るあまり硬直している自分に気付きほぐれて来たかなぁと思った頃には“さぁ、これから後半です”と言われた。最初の朴保(パク・ポー)体験はわたしをフリーズ寸前にしました。何度かこれからも体験し常連の皆さんのように楽しめるようになりたいと思います。
アルバムの録音では歌詞を変えなければならない事があると聞き驚いた。メッセージソングで歌詞を変えなければならないとは・・・。世の中思うに任せられないことがある事を改めて実感した。でも、ライブはそんな制約を受けないところがいい。“ チマチョゴリが切りさかれ・・・” の部分はアルバムの録音では“ Tシャツが切りさかれ・・・” と変えて収録したそうです。今日は持ち合わせがなかったのでCDを購入できなかったですが次回はお金を貯めて・・・。
主催者の方にお願いなのですがライブで歌われる曲の歌詞を配っていただくことが出来ないものなのでしょうか?メッセージ性の強い内容ですので視覚的に訴えることも必要ではないかと思いました。

“プロジェクトP”
~朴保新アルバム制作100人委員会~

趣意書

朴保(pak.poe)という歌手に初めて出会ったのはほんの数年前で、京都のすこし高台に位置する瀟洒な民家で開催されたライブ会場であった。平屋で 典型的な日本家屋のそこはどう考えても彼の音楽とは不釣合いな舞台設定だったが、冒頭から近所迷惑などまったく顧みないというふうにパワフルな音楽が脈 動したのには驚いた。さらに、フルヴォリュームのマイクから放たれるかすれ気味の中低音から一気に駆け上がる醇乎(じゅんこ)としたハイ・トーンが四囲の空気を切り裂いたときは、思わず度肝を抜かれるほどの感動を覚えた。
昨今、街に流れている音楽のほとんどが甘い高音質を操る歌手たちに席捲(せっけん)されているが、わたしはどうにもこれが好きになれない。確かに耳に 入ってくる分には心地よいが、シロップのエキスだけを抽出したようで、真っすぐこころには響かない。しかし、朴保の声質は明らかに異なる。スキップするように軽々と高みをきわめているように聞こえるが、至純としか形容できないその音質には長年にわたる苦渋と葛藤の境涯が息づいているようだ。初物に遭遇するときはいつも斜に構えて容易に動じないはずのわたしだが、この時ばかりは余りにもあっけなく朴保にからめ取られてしまった。
以来、足繁く彼のライブに日参するのだが、いつも奇異に思うことがある。それは、何故にこれほどの実力派のシンガーがマイナーに甘んじているかというこ とだ。確かにライブ会場には熱心なファンが来ているが、はっきり言って入りきれないというほどではない。ほとんど自前であるその曲は、詩もメロディーも なかなかレベルが高い。社会的なメッセージをふんだんに織り込んだ音楽も話題を呼ばないのだろうか。そして改めて喧伝するまでもなく、飛びぬけたその音楽性と、彼のもっとも誇るべき顕著な声質はなまなかな努力などでは得られぬ天稟(てんびん)の形質さえ感じる。メジャーな実力に呼応するように人気もメ ジャー級にならないかと歯がゆい心地だった。あるとき、ライブ会場でたまたま隣に座った新聞社の元学芸部長にこの積年の疑問を披露したら、彼も不思議そ うに「これだけの歌手を見過ごしていたのは、メディアの責任だな・・」と。これを聞いてすこし嬉しくなった。朴保に対する思い入れは、必ずしもわたしだけのひとりよがりではなかったのだ。  つまらんマスコミの怠慢などに振り回されず、では、われわれだけでも彼の音楽を支援したいと??う声が、京都のわたしの周囲から澎湃(ほうはい)として湧き起こってきた。実は、本年2009年は朴保にとってデビュー以来30周年の記念すべき年である。加えて、田中幸夫監督の「Pak Poe」(仮題)という彼の数奇な音楽人生を追ったドキュメンタリー映画も今春 には完成する。
これら一連の記念イベントに加えて、われわれが考えたのは、彼の新アルバムを自主的に制作しようということだ。もちろん朴保氏の意向と希望を尊重し、できるだけ多くのファンから醵金を募り、晩春ごろにはこの事業を成就させたいと思う。朴保のCDはここ最近は出ていないそうだ。ゆえにニュー・アルバムの制作は、彼のたっての念願だと聞いている。その意味でもこの事業を通して、今年は新たな旅立ちを模索する彼をささやかながら支えたいと考えている。多くの朴保ファンがぜひこのニュー・アルバムの制作に共感と助力を注いでくれることを願うものだ。                    

2009年1月         
発起人代表・金鐘八(キム・ジョンパル)

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【プロジェクト趣旨】
  アルバムを創るためには、多くの労力が必要です。十分に納得いくものを創ってもらうために朴保をバックアップしようというのがこのプロジェクトPの趣旨です。
また、この企画を通じての販売が、草の根的プロモーションにつながる事を願って、朴保の音楽に共鳴する仲間で資金を出し合い販売を自主企画することになりました。

【プロジェクト 手順】

・委員には一口3万円で制作費を事前に出資して頂く代わりに、新アルバム10枚を完成次第、お届けします。

・委員会に参加表明される方が100人(延べ100口)集った時点で、送金の受付を開始し、プロジェクトPは始動します。

・委員会はその後も、委員による宣伝、ライブ等の企画に関しては、資料提供等、バックアップします。 

プロジェクトPの趣旨に賛同し委員として参加して頂ける方は 住所、氏名、電話番号、E-mailアドレス、委員としての名前の公表の可否を
下記の連絡先まで、お伝えください。
(委員にはなれないが、何らかの形で協力を、という方も是非、ご連絡ください。)


“プロジェクトP”
~朴保新アルバム制作100人委員会~
連絡先:高康浩(こ・かんほ)        
〒604-8326 京都市中京区姉大宮町東側102
phone:090-2389-8805  
mail to: mailto:pakpodasu@hera.eonet.ne.jp
振替口座
00980-5-157057
朴保新アルバム制作100人委員会

*朴保オフィシャルサイト http://www.pakpoe.com/


今後の予定

■5月6日(水)開店18:00/開演18:30
クロスロードカフェ(兵庫県伊丹市中央3-2-4)http://www.crossroadcafe.jp/
出演:朴保(vo.g) 清水 達生(チャンゴ)
料金:3500円(1ドリンク付)
*限定25名・要予約
予約・問合せ:こかんほ TEL.090-2389-8805

■5月8日(金)開店18:00/開演19:00
ART CAFE & MUSIC BAR「FAIRY」(大阪市北区野崎町6-8トレックノース梅田ビルB1)
http://www.music-fairy.jp/
出演:朴保(vo.g) Sassy Tomo(Key&Vo) 清水 達生(dr)
料金:3500円(1ドリンク付)
*限定25名・要予約
予約・問合せ:FAIRY TEL.06-6361-0984

2009年5月4日月曜日

憲法記念日において


憲法記念日の朝日新聞の社説では「貧困、人権、平和を考える」と題して憲法25条を取り上げていた。
平成の大恐慌で職を失い、住む所を失った人が急増している世相を反映している。
「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を謳うこの憲法25条はGHQの草案にもなかったし、当時の欧米諸国の憲法にもない先進的な条文だそうだ。このように人権に対して先進的な意識を維持し、育てることが出来ていたなら日本という国はもっと住みやすい国になっていただろうにと思うと残念でならない。
現実は朝日茂さんの「朝日訴訟」にも見られるように理想とは程遠い。そして今も生存権訴訟は続いている。
また、憲法9条に関しては「憲法9条を守るかそれとも変えるかもしくは分からない」の3つの選択肢に対してのアンケートを行ったが憲法9条そのものを知らないという人が多いのに驚いた。調査する側からは判断に対する如何なるアプローチも絶対しないというスタンスで始めて約1時間の間に198名が投票し、守ると応えた人が149名、変えると応えた人が28名、分からないと応えた人が21名だった。結果は守ると答えた人は7割5分と圧倒的だったが一部のマスコミ等では朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が日本に対して挑発行為をしているとは到底思えないのに朝鮮共和国(北朝鮮)の衛星ロケットをミサイルと決め付けて危機感を煽り、戦争の出来る国へと変えて行く手助けをしている。憲法9条を変えるべきと答えた人の中には“北”から 攻めて来られた時のために必要だと答えている。朝鮮共和国(朝鮮民主主義人民共和国)が日本に向け先制攻撃をするなら、このように危機感を助長させるような行動に出るだろうか?もし、そう考えているのなら余程の世間知らずか朝鮮共和国を蔑視しているとしか思えない。
朝鮮民族はかつての日本国による植民地化に対する恥辱を忘れてはいない。二度と過去の二の舞をしないという強い意志が決して妥協しないという強固な姿勢に現れている。朝鮮民族は分断されたとはいえ、南の韓国(大韓民国)においても何ら変わらない。来年1910年に日本により植民地化されて100年を迎えるが、「国恥100年・・・」という風に決して忘れまいとする意志が強いのがわかる。米国の脅威がなくなれば核も必要なく、わが朝鮮民族も再度の蹂躙に対する恐怖もおのずと薄れて行くことになるのではないかと思う。日本が黙っていれば全ての問題はスムーズに運び、結果的にそれが日本の平和のためになる事は日本の政府は十二分に承知しているのでは?という疑問が湧く。憲法9条「改正」のためにはあくまでも朝鮮共和国(北朝鮮)が危険な国であり続けていてほしい日本政府としては6カ国協議を邪魔し続けることが必要であるという計算が見えてくる。

大阪人権博物館セミナーの中止問題のその後

大阪人権博物館セミナーの中止問題についてその後の経過が詳しく書かれたブログを海南島近現代史研究会の佐藤正人さんが4月28日から、ブログ http://blog.goo.ne.jp/kisyuhankukhainan/ で連載をはじめましたのでお知らせします。